ちびぞうサマースクール２００８

オリンピックイヤーとなった2008年に造形教室を開講して、はじめての夏にはじめてのサマースクールを実施しました。

小学生に夏休みの宿題や、やってみたかった大作に挑戦してもらう場にしようとの試みでしたが募集を出してから、やる気満々の幼稚園児さん達からの参加希望をいただいて、小学生4名幼稚園児5名の計9名でのスクールとなりました。

4日間、朝10時から午後3時までの長時間で開講前は果たして幼稚園チームは集中が持続するのだろうか？というのがスタッフ間の打ち合わせ時に一番のポイントとなって、いろいろ策を練っていたのですがいざ始まってみると、みんなで一緒に課題をやるときはきちんと講師の指示に従い、好きなことをやるときには、次々と「これやりたい～」とはっきりと意思表示。しかもやり始めると集中。　


お弁当を食べ終わっても、内心（みんな走り回るんじゃないかなぁ～。。）と心配していたのですが、それどころかまだ食べている講師のまわりに一人。二人。。と集まってきて早く作りたいのプレッシャーをかけてくるほどのやる気をみせてくれました。（アキ先生のブログにもそんな話が載ってます。）


小学生達は、さすがに静かに淡々と制作していましたが、こちらも私達の想像をはるかに超える集中力と技術で、予想していた制作時間の数倍速で作業が進んだのですが、それ以上にみんな作りたいものがたくさんあって時間が足りないという感じでした。





今回のスクールで私が感じたことは「やっぱり作るって楽しいんだな」ということでした。
参加してくれたこども達が楽しかったかどうか心の中は見えませんが、作ることをお手伝いしたスタッフが楽しかったことは間違いありません。（外からみたこども達はとっても楽しそうでした☆）






そしてうれしいことに終わってからお母さんから、翌日お家が美術館となって（ちゃんとチケットもあり！！）作品や技法の説明を聞かせてもらった、絵の具を使ったのが初めてでスクールが終わってからも引き続きお家でも使って制作している、などの声を聞かせてもらって感動で目頭が熱くなっています。

最後にはみんなの作品の一部を展示し、そしてバルーンアートで遊びました。これも風船が割れるのを怖がる子がいるんじゃないかと心配しましたが、みんなあふれる好奇心で割れても「びっくりした～」だけで、次々挑戦していました。

ほんとに楽しかったです。ありがとうがざいました！また一緒に作りましょう。